翻訳ブログ

2020年1月の記事

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

社内で一次チェックした英語ナレーション案件を二次チェック中だ。今回は化学系で、元素記号が頻繁に登場している(高校は基礎化学までの私)。

ナレーション原稿の英訳は、お客様から「話し言葉のスタイル」でとのリクエストが多い。こういうときはいつもにも増してネイティブ訳者さんの本領発揮となる。本格的な字幕翻訳とは異なって、たいがいの場合はEラーニング用の字幕だ。文字数制限もそれほど厳しいわけではない。海外ドラマの字幕のようになっている必要はないが、やはりカッコ悪い「音原稿」は納品できない。少々手間はかかるものの、リピート案件となっているのでいつもより心なしか気持ちも引き締まる二次チェックだ。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

弊社の翻訳作業は、基本的にターゲット言語のネイティブ翻訳者さんが担当することになっている。先日の英訳案件では、翻訳担当がアメリカ人、チェック担当がアイルランド人というめずらしいコラボがあった。アメリカ英語とイギリス英語の相違点が少々気になったのだが、案件の性質上、この案件だけ特別で、これがベストオプションということになった。気になる点は、最終チェックの日本語ネイティブに吸収してもらうことを前提に進めることにした。

結果・・・二人の英語の違いよりも、翻訳スタイルの違いがはっきりと分かれたかたちとなった。二人ともとても几帳面に作業してくれるのだが、アメリカ人翻訳者はエラー回避のためなのか和文に忠実にできるだけ日本語の語順に沿った訳出で、一方の二次チェックを担当したアイルランド人は文章構造そのものを変えちゃうような校正をバッサバッサと入れている感じだった。最終的に日本人チェッカーが校閲して、完成品としては高い品質の納品物となり、お客様からも高評価を頂いた。

経費、工数、納期を踏まえるとこんな贅沢な作業フローは現実的ではないと思い込んでいたが、お客様からの評価を加味するとこれもアリかなと考え直した。

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