翻訳ブログ

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

チヨマキでは、各地の美術館や博物館から英訳のご依頼を受注することがある。その殆どは各作品についての詳細な説明分であるため、理解するためにじっくり読み込む必要がある手ごわい文章が多い。

英訳は、弊社のエース級のネイティブ翻訳者さんが担当してくれる。美術館や博物館関連の案件はご指名を頂くほど人気の翻訳者さんだ。アート系だからなのか、どうしても日本語原文には抽象的表現が多く使われているのだが、彼の訳出は、参照用として支給する作品データをきちんと鑑賞してくれているのがわかる仕上がりになっている。結果として、クロスチェックでは、すっかり鑑賞者の立場で読み進めることができる。

チャンスがあるときは、その美術館や博物館をこっそり訪ねて、「説明文」と併せて実際の作品を鑑賞させてもらうときもある。そのときは本当にニヤニヤが止まらない。そういえば、ホテルや旅館のHPのときも同じだ。こっそり訪ねて、ニヤニヤしてしまう。早くまたいろんなところへ出向いて、ニヤニヤしたいものだ。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのMAKIKOです。

 

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

新年最初のblogは、私が興味を持っているフォントたちについてです。

 

  • J.LEAGUE KICKフォント

 

 

今季からJリーグでは、背番号と名前に視認性と判別性の良いJリーグオリジナルフォント(J.LEAGUE KICKフォント)が導入される。

J1からJ3までの全クラブチームがこのフォントを使用したユニフォームで統一されるのだ。

 

フォント好きとサッカー好きな私としては、山口県を代表するクラブチーム「レノファ山口」のユニフォームがどのようになるのか、このリリースがあった9月からかなり興味を持っていた。

 

 

確かに視認性と判別性はある。

 

サッカーで最もシンプルで美しいテクニックであるカーブキックにインスパイアされたコンセプトらしく、確かに0~9の数字のどこかに必ずこのカーブキックを連想させるカーブが織り込まれている。

 

機能性とデザイン性とサッカーへの熱い思いがマッチしたフォントですね。

 

  • Segoe UI

 

 

wordにもイラストレータにもデフォルトで入っているこのフォント。好きすぎてチヨマキの名刺や封筒の1バイト文字に積極的に使用している。
 

実はこのフォント、ベトナム語の標準フォントで、以前パンフレットのベトナム語展開をした際に使用した。初めてお仕事でこのフォントを使用することができ感無量。(←大袈裟)

 

wordを使用するレイアウトの方が圧倒的に多いのだが、イラストレータを使用する時は、フォント選択が楽しすぎてついつい時間の経過を忘れてしまう。

 

 

ほんとに、フォント。

フォントは飽きませんね。

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少し前まではPE(ポストエディット)のに対するマイナスな意見だけしか目にしなかったように思うが、最近はそこは特に触れることなく「普通にひとつの案件としてやってますよ。」って雰囲気のものをよく目にする。私もPE案件は前と比べて少しだが作業し易くなったんじゃないかと思っている(だからこそ、人がやる翻訳に価値があることをより意識しているつもりだ)。

チヨマキは小さな翻訳会社。基本は「なんでもやりますよ」ってスタンスだ。ずっと刀で一本で戦えるわけじゃない。鉄砲も使えてこその侍だと思う。現場はいつの時代もそうなんじゃないだろうか。いろいろなオプションを駆使してより良いオプションが提案できるのが、特に私たちみたいな小さな会社のいいところなんだと信じている。

先週どこかで『MTを使って生産性があがるなら、それもまた面白い』ってフレーズが目に入った。これだよこれ!! 最近忘れそうになってたけど、『面白い』は基本だ。(長州藩は海防強化のために西洋式の鉄製大砲を鋳造するための反射炉の築造を計画していた・・・あの時代にだ。面白過ぎる。勇気もらえるな。そして、チヨマキも長州人だよ)。

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MTまたはNMTで翻訳してもらうには適切な日本語が使用された原稿でなければならない。『プリエディット(pre-edit)』がより重要になってくる(日本語原稿段階での意味不明の句読点の使用が原因で、訳出がそれ以上に意味不明になることがある←現在こちらは『ポストエディット(post-edit)』での対応となることが殆どだ)。
しかし、現状は『プリエディット(pre-edit)』作業は、各翻訳者が作業時に前後の意味や「行間を読む」ことで翻訳に反映させている。つまりは「翻訳作業」に含まれている。思えばライターでもない翻訳者が原稿修正をするのは少々リスクが高いのではないだろうか。

それならば「テクニカルライティング」の需要が高まるのだろうか?!

予算的にそれは厳しいのか?!

「ポストエディット(post-edit)」同様に「プリエディット(pre-edit)」は人が頑張る仕事なのではないだろうか(原稿の出来不出来によっては、この『プリエディット(pre-edit)』が意外と重要な作業になりそうな予感もする)。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのMAKIKOです。

 

200、300ページ程度の取説ならwordでの作成がオススメ!

 

InDesignが流行っていた頃(たぶん15年以上前)、「今後取説の作成ソフトをWordからInDesignに変更します。」とクライアント様から連絡を受けたことがある。

理由は一言でいうと「カッコいいマニュアルを作りたいから」だったと記憶する。

 

分かるよ~。新しいソフトを使うと自由自在にレイアウトができカッコよいものが出来上がると思うのよね~。

私がホームページを制作するならWordPress!!! htmlよりも機能がたくさんあり優秀だと思い込んでいた(実は逆らしいが・・・・)のと同じなのかもね。

 

その後そのクライアント様では、wordでのマニュアル制作に戻ったのだが・・・

当時InDesignのライセンス料は高かったし、使いこなすのに素人では難しいし、現場の設計者含め全ての人が簡単に触ることのできるソフトはやはりWordだということに気付いたのか気付かなかったのか、とにかくWordに戻った。

なんだかんだいってWordはスゴイよ!

レイアウトソフトが持つ機能をほぼ網羅し、サブスクで1か月3桁台で購入でき、パソコンを持っている人ならほとんどの人が触ったことのある知名度No.1のソフト。

 

QuarkXPress(クオーク)、PageMaker(ページメーカー)、FrameMaker(フレームメーカー)とレイアウトソフトを使ってきた私が思うコスパの一番よいソフトがwordなのだ。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

きっとみ~んな知ってる文芸翻訳者さんのTwitterに、
翻訳力を伸ばすには
「大量の原文を深く読みこむ」
「力のある日本語の文章に大量にふれる」
「大量に翻訳して修正を繰り返す」しかないのだが、・・・ってあった。

「大量に翻訳して修正を繰り返す」って作業を会社員時代に10年ほど経験できたことが私の原点だ。しかもこれをお給料を頂きながらやってたってんだから、いい時代だったんだなぁ。

「力のある日本語の文章に大量にふれる」ってのは、著しく足りてない。「力のある日本語」ってとこがキモなんだろう。

「大量の原文を深く読みこむ」は、「大量の原文を読む」レベルならできてるけど、「深く読みこむ」とこだよね。

多分これっていうゴールはないけど、プロセスは楽しめる。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

チヨマキは、小さな翻訳エージェントだ。直受けクライアントさんからの業務もあれば、同業他社さんからの下請け業務もある。起業したばかりのころは、生意気にもより多くの直受けを目指してたりしたが、10数年経った今は、どっこい(笑)どちらの仕事も大切だとしっかり自覚している。

実際、どちらもやらせてもらえるからこそ分かることもたくさんある。

同業他社さんからの案件では、比較的新しいツールをOJTで使わせてもらえたりするので、業界全体の流れみたいなものを教えてもらえてとても有り難い。

どちらもやらせてもらってて気が付くことを実務に反映させる場合といえば、チヨマキからフリーランス翻訳者さんに依頼するときだ~できるだけ翻訳作業に集中してもらえるように心がける。参考資料を精査したり、参考にする優先順位を付けたり、データのハンドリング手順をできるだけシンプルにしたり・・・・・。一般的に言われる「仕事は準備8割・仕事2割」から、準備の部分はできるだけこちらでクリアにして、目標としては「準備2割・仕事8割」くらいで依頼したいと思っている(翻訳者さんにはできるだけ翻訳に集中してもらいたいと思っている)。

*若き社内翻訳者だったころ、ベテランのフリーランス翻訳者さんに「翻訳以外のことはしたくない!!」ってキレ気味に言われたなぁ。でも準備0割ってのはないでしょ(苦笑)。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

先週は、久しぶりにIreland在住の英語ネイティブスタッフと一緒の案件に携わった。彼は日本に5年くらい住んでいたことがあるし、頭もキレる。ただ、日本語は殆どできない(こういう人実は多い(笑))。

しかし、彼は文章の推敲がめちゃくちゃできる。ひと昔前のネイティブチェックって言われる作業とは一線を画しており、彼がやるのは英文の推敲なのだ。日本語原稿の介入がない分、朱記については慎重で、「ここは、多分~ってことを言いたいんだよね」とか「XXXなら、YYYに変更した方がいいよ」とか修正にあたってのメモみたいなこともちょいちょい入れてくれる。日本語のロジックと英語のロジックが違うってのはよく言われること。案件にもよるのだが、彼みたいな人に推敲してもらうと仕上がりのキレがいいんだよね(←「キレ」についての詳細は突っ込まないで欲しい(苦笑))。一緒に作業している私もかなり勉強になる。うちの受注案件の性質上、正直彼の出番は多くないけど、彼の仕事がAIに取って代わられることはないだろう。誇るべき人間にしかできない仕事だ(笑)。

ただ、私の好みの仕上がりなんでしょって言わないでぇ~。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのCHIYOKOです。

今週は、翻訳者さんのツィートで知った英語文法チェックの「Grammarly」を使ってみた。使い方次第だって思うけど、なかなか優秀だ(無料バージョンなのでセキュリティの関係上当然仕事には使わない)。

ネイティブ翻訳者さんの訳文チェックしてると、「日本人の私には間違いに思えるけど、これはネイティブ的にはOKな表現なのかも・・・・」って疑心暗鬼になるときがある。ちょっと「Grammarly」を試してみよっかなってことで一部抜粋した状態で確認してみたら、「間違い!!!」だって言ってくれた。なるほどね。それでも、本当にちゃんと機能しているのか、どの程度の間違いを見つけることができるのかを確認するために、さらにわざと間違いのある文章を何個か入力して、「Grammarly」を試す私(←ヒマなのか)。結構ついてくる(笑)。

最近よく言われるように、こんなにいろいろ優秀になると、人間にはより一層「間違いを見つける力」が求められる。でもね、たとえ「Grammarly」が間違いって言っても、人間がOKって言ったらOKなんじゃけぇね。忘れちゃぁいけん。

山口県の翻訳・DTP会社チヨマキ・ワードのMAKIKOです。

 

先日納品したマニュアルで、もう少し文字サイズを大きくし行間を広げて欲しいと要望があった。

  

もう20年以上も前から本文の文字サイズは10ptで、行間は英語フォントであれば13~14pt、日本語フォントであれば15ptと、疑いもなく決め込んでいた。

   

そのため実は「えっ?!A4サイズの用紙にマッチする文字サイズは10ptが最適なんだけどな~」と、私の中の常識がムクムクと膨れ上がったのも事実で、でもね、もしかしたらこの常識が古いのかもしれないとだんだん心配にもなってきた。

  

そういえば5年前くらいからだろうか、webではGoogle先生の評価基準が変わったのをきっかけに文字サイズが大きくなったホームページやblogをよく見かけるようになった。

   

今では逆に小さな文字サイズのHPなんて見ないし、写真だってblogだって大きな文字サイズが主流・・・と、もうこの辺りで自分自身を全く信じれなくなり調べてみた。

  

大丈夫、まだ取説の標準文字サイズは20年以上前から変わっていなかった。おそらく文字サイズは用紙サイズに比例されるはずだから、まさかのA4サイズがA4.5サイズになります~ってことが起きない限りこのままなのだろう~。

  

もちろん、お客さまには様々な事情があるため、ご要望通りに制作させていただくのは当然のことで、これを機に自分の常識をアップデートするための良いきっかけにもなったと思っている。

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